Tくんのミニがビカビカになった日
2009年5月29日

ピカピカになりましたよ。
↑85年式の何の変哲のないミニ・メイフェア。24年の時を経てピカピカに。

今をさかのぼること10数年前、初めて自分で買ったクルマは中古のミニだった。
メカのことも、ミニのこともよくわからないのに、当時直感で買ってしまった。グリスアップってナニ? そこから地獄は始まった。オーバーヒートはするは、大雨で止まるは、居眠り運転で縁石に乗り上げるは……。クイックリーなステアリングと、軽いガスペダルが楽しくて3年くらい乗ってたんだけど、どうにも往復60キロの通勤には耐えられなくって、友人Tくんに譲ったんだ。
それから10数年、TくんはDIYで自家整備して、自分でエンジンを三回も換装して、内装もいじって、キャブも自分で分解掃除して、マフラーいじって、タイアも12インチから10インチに換えたりして、それなりのコンディションを維持して乗っていたんだ。

そのミニをつい先日、全剥離・全塗装したというので、早速見に行ってみた。ミニだけに見に行ってみた。その超ウチワ的インプレッションです。
クルマに興味のない方はちゃっちゃと読み飛ばしてください。

なんというか、手放したクルマなんて、普通は再会することなんてそうそうあることじゃありません。おまけにこのミニはクーパーとかじゃなくて、ただの1000tのメイフェア。それを10数年にわたり面倒を見て、レストアしたのだから、このページはTくんに対する義理とお礼みたいなもんです。

そのわりには考え無しなタイトルだ。

2台目・'83 85ローバーミニ(4MT)

初めての外国車。とにかく大変だった思い出しかない。でも、クイックリーなハンドルが印象的だった。
大変な思い出も今ではいい思い出。でも、もらい先の友だちのТ氏がギンギンにいじって乗りまわしている。後日アップの予定。


★5年ほど前に更新して、そのままになっていました。
ピカピカになりましたよ。 真正面。

ミニのファニーフェイスは真正面がいいと思われがちだけど、案外、箱フグみたいだ。このコメントを見てどう思うかTくん。

張り出しのオーバーフェンダーとレア物のグリルに、そこはかとやる気が見える。
ピカピカになりましたよ。
リアビュー(右)

意外とおススメなのがリアビューだ。ぽってりしていてかわいい。
右か左かは好みで。
ピカピカになりましたよ。
リアビュー(左)

逆光はよくないです。
モノの色が変わります。
伝わりません。
ピカピカになりましたよ。
オーバーフェンダー

張り出しオーバーフェンダーがとてもいいのでは。おまけにぶりっと張り出したタイアも、タイア感がよく出てます。
ピカピカになりましたよ。
サイレンサー

ミニのサイレンサーっていうと、ハス切りセンター出しがよくある手だけど、ここはRC40。大人の選択だ。
ちなみにサイレンサーとは、いわゆるマフラーのこと。
ピカピカになりましたよ。
ナンバープレート

このミニは野田陸運局登録なので、普通でいけば「野田ナンバー」なのだけど、この地ではまったく見かけなくなった習志野ナンバー。おまけに53。
塗装のカスレ具合が歴史を物語っている。

こっそり塗り直してしまおうか。
ピンクで。
ピカピカになりましたよ。
テールランプ

もともと橙・赤・白の三色テールだったが、Tくんの手に渡って橙・赤の二色テールに。
今回のレストアでミニ初期のテールランプに板金改造。

ミニっぽいテールだ。
ピカピカになりましたよ。
タイアとホイール

10インチのスピードスターマークUホイールと、ダンロップのタイア。ぼってりとした、ハイトのあるタイアってかっちょいいなあ。
ピカピカになりましたよ。
インテリア

パネルレスにしたり、ステアリングもモトリタウッドなんかにしたり、色々と試行錯誤のあげく、ウッドパネルで着地した模様。

ドアパネルも張り替えた模様。
シフトノブは変わりませんな。
ピカピカになりましたよ。
エンジン

なんか、三回も換装したらしい。一度は1300tのエンジンにしたらしいのだけど、結局扱いやすいシングルキャブ+1000tの簡素なエンジンルームに。

でもこの上なく絶好調らしい。

◆おまけ オーナーでこんなにもいじり方が違う! 同じミニの年代比較◆

2009年のミニ 上/2009年
下/1994年

野田のキッコーマン本社裏の、オモムキのある黒壁で撮影。ほぼ同じ場所です。壁の向こうは醤油工場。

クルマの雰囲気がなんとなく違うのがわかるでしょうか。
1994年当時、わざわざポジフィルムで撮って、普通の製版〜印刷して、絵はがきにして年賀状にして配ってました。その元原稿フィルムを2009年にスキャン。時代は明らかに進んでいるのだ。フィルムはちょっと劣化しているけど。
1994年のミニ 野田はもともと、近隣の開発から取り残されたエアポケットのような町で、そのなかでもここは、文化財保存されているのかまったく変わらないのだ。

奥に生えている木がほぼ同じ形で、それはそれで不気味。

◆最後に◆

とりあえず、昔乗っていたクルマが、いまだに誰かの元で元気に走っている姿は、無条件に嬉しいものだ。ウワサでは、Tくんの高校一年のムスコが免許が取れしだい譲ってくれと申告しているらしいので、親子二代にわたって愛されるラッキーなクルマとなるのかもしれない。それが叶わなければ、墓場まで持っていってほしいものだ。墓石はミニの形にしてあげるから。

最後に。ムダに車高が低いよ。あと、オーバーフェンダーが張り出しすぎだよ。